今は昔、宇宙に興味と憧れを抱いていたものの、酸素がないので事故時、窒息死は嫌だと妙に現実的で夢のない筆者です。

スタンリー・キューブリックだとかSFの傑作だとかはともかく、映画史に残るSFと言うことでとりあえず観ておこうとDVDを購入したのがコレ。

2001年宇宙の旅(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [Blu-ray]

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あらすじ

…人類が月面に住むようになった。

旅客用宇宙飛行機オリオン号がケープケネディ空港から月に向かって飛び立った。旅客の中にはフロイド博士(ウィリアム・シルベスター)がいた。

彼は最近月面で発見された謎の物体「モノリス」について専門技術家、学者たちが月の基地で開く会議に出席するのだ。

月に着き、博士は物体をこの目で確かめるため、数人の科学者とともに問題の場所に行った。

「モノリス」は石碑のような物体で、木星に向かって強烈な信号を発し始めた。

18ヶ月後。

宇宙船ディスカバリー号は木星探査の途上にあった。乗組員はデビッド・ボーマン船長ら5名の人間で、うち3名は人工冬眠中である。それに、最高の人工知能HAL(ハル)9000型コンピュータが全てをサポートしている。

順調に進んでいた飛行の途上、HALはボーマン船長に、今回の探査計画に疑問がある事を打ち明ける。

そして直後にHALは2時間半後に宇宙船に故障が起こる、と船の故障を告げたが、実際には故障しなかった。

2名の乗組員はHALの故障を疑い、思考部の停止について話し合うが、それのことをHALに知られてしまう。

プール飛行士はアンテナ取り替え作業を始めたが、彼自身に事故が起こり、宇宙服の命綱が切れて暗黒の宇宙空間に放り出された。

そして、ボーマンはプール飛行士を助けに行ったが、宇宙カーが自由に動かない。やっと接近したものの、マジック・ハンドの装置がいうことをきかず、プール飛行士を助けることはできなかった。急いで母船に帰ろうとしたボーマンが格納庫に近づくと、急にドアが閉まり、中に入れないばかりか、宇宙船の内部では人工冬眠のカプセルにも故障が起こり、冬眠中の科学者が次々と死んでいった。

唯一生き残ったボーマン船長はHALの思考部を停止させ、モノリスの件や探査の真の目的を知ることになる。
ボーマン船長は一人で計画を遂行、木星圏内で巨大なモノリスと出合い、驚愕の体験を経る…

感想など

オープニングの「人類の夜明け」エンディングの「木星そして無限の宇宙の彼方へ」

製作者のメッセージがあるだろうけれども、それは自身で解釈してみて。

上映当時、まだ映画に対して視聴者側に多様性がなかったのか結構な賛否だった模様。

筆者が思うにあれは、空を眺めるように未来の宇宙を眺めている141分のような気がします。

何より1968年(製作開始は1965年)にあれだけの未来を思い描け、映像化出来た事に驚愕。

映像もSFXもCGも無い時代にアナログで「本当に1960年代製作?」といったクオリティ。

※多少、デジタルリマスターの恩恵があるかも・・・。

実際の未来の宇宙旅行は少し違うかも知れませんが、色あせない出来なのは確かで、それだけでも見る価値はあるかな。

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