今は昔、小学時代筆者のクラスでまんがを書くのが流行った時期があり、せっせと書いておりましたが図画工作で書いた各々の絵を教室後ろに掲示されて、決定的に画力がないのを痛感しペンを折った筆者です。

筆者、幼少期ドラえもんを初めとする藤子不二雄コミックと共に成長してきたので藤子先生には特別な思いがあります。

そんなお二人が漫画家になる決意からデビュー、成長と挫折など自伝的に描かれている作品がコレ。

まんが道 (1) (中公文庫―コミック版)

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あらすじ

主人公の満賀道雄(まが みちお、作者藤子不二雄Ⓐ自身がモデル)が、才野茂(さいの しげる、藤子・F・不二雄がモデル)と出会い、漫画を通して意気投合し、同人誌を出したり漫画雑誌に合作を投稿したりしながら、ついにプロ漫画家としてデビュー。その後、「満才茂道(まさい しげみち、藤子不二雄がモデル)」として活躍するまでを描く。

感想など

雑誌掲載時リアルタイムだったのですが、小学生のお小遣いでは毎週買うわけにもいかず読み逃しも多かったのですが大人になって郷愁にかられ買おうと思うも廃版。

kindleを手にしてから発売されないかなと思っていたらkindle万歳!

早速全巻購入しました。

まんが道(1) (藤子不二雄(A)デジタルセレクション)


「二人で少年漫画ばかり描いてきた」を読んでいたのであらかたの歴史は把握していたのですが、まんが版は実話7割、フィクション3割だそうで。

戦中戦後を青春時代として過ごし、一大決心して上京。貧しくも漫画を書くのが好きで堪らない感があふれ出ています。

「好きなことをして生きていく」もちろん職業にする以上、責任や義務も発生するので簡単な話ではないですが、未来を信じてひたむきに努力する姿は40を過ぎた筆者も刺激されます。

昭和特有の人のふれあいや仲間の連帯感など懐古と元気が欲しいときに一度読んでみて下さい。

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