やきとり屋でもおみくじでもありません「大吉」(天ぷら・大阪堺市)
今は昔、歴史の薀蓄で徳川家康が食した鯛の天ぷらが原因で死んだと聞いた時、死んだ事よりも江戸時代に天ぷらの料理法があった事に驚いた筆者です。
天ぷらは好物の一つ、大人になって天ぷらが職人芸であり塩で食するとまた違った味わいを楽しめるのを知ってから更に食する機会が増えました。
自動車免許を取得し、あてもなくドライブするだけで楽しい年頃。会社の同僚に「堺の漁港に夜中から開店する天ぷら屋がある」と聞き、休日早速でかけました。
筆者が通ってた頃は午前二時位からオープンだった記憶なのですが、今は零時から開いているようです。
若干システムも変わったようで並んでいる間に注文し、椅子に座る頃には出来上がりを順次お皿の上に載せてくれるので、揚げたてのホクホクを天つゆで頂きます。
ここで、忘れてならないのはあさり汁。
何故かわかりませんが食べ終わった、あさりの殻を足元に捨てるのが流儀。
所謂B級グルメ的な部分と夜中に食べるイベント性があいまった味。
友人や彼女とワイワイ言いながら行列に並んで食べるのにおすすめなお店です。