今は昔、自分が好戦的なタイプかどうか知りませんが、ある時喧嘩をして相手を殴ったら自分の小指が折れていた筆者です。

男子学生は、麻疹のように不良に憧れる時期があるのですが、ナイナイと同世代と言う事もあって、借りてみたのがコレ。

岸和田少年愚連隊 [DVD]

新品価格
¥5,067から
(2017/8/8 16:32時点)

あらすじ

舞台は1975年の大阪府岸和田。
チュンバ(矢部)は、中学に通いながらも、仲間と一緒に他校の生徒とケンカばかりしていた。
他校生徒とのケンカで鑑別所にいくこともある、それも全く反省なしで、仕返しの事ばかり考える。やがて・・・。

感想など

喧嘩に明け暮れるやんちゃな学生達を描いた青春映画でナイナイを主役とする、その当時は知名度が低かった今では冠番組を持てるくらいの芸人さんたちが多数出演しており、シリーズ化されてスピンオフ作品などもありますが筆者はこの『岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS』が一番面白い。

思春期の少年のほとんどは強さに憧れる時期があり、本質的な「強さ」を知る前にわかりやすい力の強さに走るんだよね。

筆者の高校時代はBE=BOPハイスクール全盛で、実写版は漫画から派生しただけあって「んなアホな」って描写も多かったのですが、これは1975年をモデルとし筆者からすれば若干先輩世代の話ですが「いそう!ありそう!」って共感を呼ぶ。

ココに注目!

チュンバの喧嘩相手「サダ」役に今では名バイプレーヤーとして活躍されている木下ほうかさんが演じられ、いい味だしてます。

同世代なら、少しその頃の記憶をオーバーラップさせてやんちゃになりたかった自分を振り返ったりするかも。

岸和田少年愚連隊 [DVD]

新品価格
¥5,067から
(2017/8/8 16:32時点)