三日坊主でも三日実績が残る話
幼い頃から親に「あんた飽き性やから」と言われる。
実はあまり自覚がない。
確かに子供の頃はなんでも形から入るのと拘るタイプなので、自分の思った流れにならないと嫌になって止めてしまう事は多々あった。
例えばノート。
「単元毎に1ページで収めよう。」みたいに自分のルールを設定するのであるが、何かの理由でそのルールが崩れてしまうと途端にそのノートを使うのが嫌になるのである。
一旦クリアにしないと気持ちが収まらず。今まで書いていたページを破って、また1からルールを設定しなおして使う。
なので筆者の学生時代のノートは総じて薄い。
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それならばと、ルーズリーフがいいのではないかと使い始めたら途中で穴の所が破損したり罫線のサイズを確認せず違ってたりすると途端に書く気が失せる。
そりゃ学生時代の成績もあがるわけなし。
ただ、飽きたのではない。形が崩れると気分が乗らなくなるので、また一から準備して準備疲れするだけである。
決して熱が冷めて見向きもしなくなるという事はない。
なのでやっぱり飽き性の自覚は芽生えない。
学生の頃は、なんだかんだで進捗が悪くても自分の成績に反映されるだけなのでよしとしても社会人になるとそうはいかない。
相手あるものなのである程度のクオリティも必要だが、期日はもっと大事だ。
そう言った事も学び、歳とともに過剰に形を拘る事はなくなったが拘らないわけではない。
ブログも始めるときに「こんなカテゴリに特化しよう」「こんな文章構成にしよう」と始めるのだがルール設定が甘い為、途中で息詰まる。
仕事が忙しいだの何か変化をと言い訳しながら更新が停滞するのだが、とりあえずそれまでの記事は残る。
何年か前に一元管理しようと「@look」を開設し、記事を順次移行していった。
集約するにあたり記事も精査したので全てを移行したわけでもないし、何故か秋から春にかけてだけ更新もしてる。
今日確認してみたら投稿数は233あった。
ブログを始めて約8年くらいからしたら週一更新ブロガーとしても少ない方だと思う。
内容を振り返ってみても、まだまだ書き直したい記事があったり、カテゴリも多いもので記事数は50位だ。
それでもトータル233の記事があるわけで。その一つ一つは紛れもなく筆者が書いたものだ。
「三日坊主だから」と嘆く諸兄。
人生で学んだ大事なことの一つは「三日坊主になるかも知れないと思っても三日やること。」
その何週間、何カ月、何年か後にまた三日やれば今度は六日の実績が残る。
それは必ず本人の血と肉になることに変わりない。
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